2019年1月

息子のアトピーについて思う事

かゆいという事を脳に伝える神経は、角質の潤いを保つ水分が健全に保持された状態になると、真皮まで縮むことが分かっています。つまり、スキンケアの基本とは「角質層の保湿状態を保つこと」を保たなければなりません。神経線維が表面までいかないように肌の中の真皮までにしておきましょう。

合成界面活性剤は、開発されてからまだ数十年しか経っていません。人間は、界面活性剤を分解する酵素を持ち合わせておらず、皮膚から浸透し、体内に入ると様々な害があるのではないかと心配されています。洗濯後に衣類に残っている界面活性剤は、浸透作用によって傷口などから体内へ侵入します。界面活性剤には、水と油に馴染む性質あるので、水分と脂質が主成分の皮脂にも容易に混ざって皮膚のバリアを破壊してしまいます。特にアトピー性皮膚炎の人は、炎症や掻き傷があるので残留洗剤が侵入しやすく、注意が必要です。そうなると界面活性剤が侵入しやすく、痒みが発生し、肌状態がさらに悪化してしまいます。乾燥肌・アトピーなど、肌に不安要素が多い人で、大変多い間違ったケアが、保水をせず、保湿と保護だけ念入りに行うことです。例えば、病院でワセリンを処方されることがありますが、乾燥した肌にワセリンだけ塗っているケースです。これはいわば乾いた砂場にシートで覆い見えなくした状態です。シートがあるので、乾燥がひどくなることはありませんが、潤いを与えることは期待できません。

界面活性剤とは何か?ご説明します。界面活性剤は、本来なら分離してしまう水と油を混ぜ合わせることのできる物質です。界面活性剤には、親水性と親油性の両面があり、水にも油にもなじみやすいのが特徴です。この性質を利用してタンパク質汚れを落とすんですね。合成洗剤にも純石鹸にも界面活性剤は使用されています。合成洗剤は、基本的に石油系の界面活性剤が使われたもので、一方、界面活性剤に植物由来の脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウムが使われ、さらにそれらの含有率が100%の製品を純石鹸と呼びます。界面活性剤を使用した製品は、洗剤でけでなく医薬品や化粧品・食品など私たちの身の回りに数多く存在しています。かゆくなることを知覚する神経の繊維は、肌トラブルの無い方では、皮膚のかなり中までしか伸びていません。

ですが、真皮よりも皮膚に近い角質が乾燥する、つまり皮膚表面がカサカサになると痒みを察知する神経が、角質層の中に、伸びてくることが、認知されています。例えて言うと、乾燥した砂場では、まず砂場に水を撒いて水分を含ませてからシートをかぶせるのが正しいでしょう。水分を与えない、つまり保水せずに保湿を行う行為は、元の乾燥状態は改善されず、乾燥肌においても同様です。スキンケアは保水の上に成り立っていることを忘れないで下さい。保湿や保護はその次のステップで、保水状態を保ち、肌が綺麗になっていく、そんなケアが肌の弱い方にはおすすめです。スキンケアの悩みで乾燥肌での悩みが多いでしょう。乾燥すると痒みが出て、辛すぎます。痒みが出る理由を知っていますか?実は痛みの点というのがあります。痛いのとかゆいのはとても近い関係です。

臨床結果でも分かってきました。保湿型の肌は、隙間を埋める状態を作っていますが、角質の水分が少なくなると、繋ぐセラミドなどの細胞間脂質も減少し、バラバラになった状態、つまり隙間が多い状態になるので乾燥してしまうんです。スキンケアの大原則は「保水」「保湿」「保護」、この3つを肌状態によって調整することが重要です。例えば夏場は湿気が多く汗もかくので、肌の乾燥は弱まります。このような時は、保湿より保水に重点をおく必要があります。逆に冬場は乾燥がひどくなるので、保水だけでは足りず、保湿が重要になります。しかし、保水も保湿もやり過ぎは肌を傷めてしまいます。自分の肌の状況、外的な要因を総合的に考えて最適なケアを導き出しましょう。合成洗剤はある一定量衣類に付着することが分かっています。この残留した成分が界面活性剤です。夏場は特に汗をかく機会が多いので、衣類に付着した界面活性剤が汗とともに溶け出し、肌へと付着してしまいます。また、合成洗剤で洗ったときのゴワつきも問題で、仕上げに柔軟剤を使う方も多いと思います。しかし、柔軟剤にも界面活性剤は含まれています。柔軟剤は繊維に油分を残すことで、柔らかさを出すので、界面活性剤が残るのも避けられません。タオルで顔を拭けば、界面活性剤が付着するという事態になるのです。

何か良い保湿剤はないかと探している時に見たのがグラスキンというクリームです。無添加で美白にも良いということでアトピーの黒ずみ対策にも良さそう。